低価格フルHDアクションカメラMUSON『C1』レビュー

2016年8月30日
2017年5月16日
gappacker
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Musonの高画質アクションカメラをご提供いただきましたのでレビューしました。
ご提供いただいたのは1080PフルHD画像が撮れるアクションカメラ『C1』というモデルです。
GoPro製品と同じ規格サイズらしく、周辺パーツなどはそのまま流用できるようです。

製品レビュー

セット内容はとても充実していて、この製品単体でもかなりのことができそうです。
防水ケース、自転車のハンドルなどバーに取り付ける部品、車のダッシュボードやヘルメットなどに取り付ける台座、三脚などに取り付ける雲台パーツなどです。
Muson C1セット内容

製品本体正面。
電源ボタンを長押しで電源オン。
ボタンを押すたびに動画、写真、タイムラプスのモードを切り替えることができます。
Muson C1正面外観

裏面には液晶モニター。
上部のボタンはシャッターボタンになり、電源オンの時は脇の赤いランプが点灯します。
Muson C1モニター面

製品の左側側面にはHDMIポート、USBポート、TF(MicroSD)カードスロットがあります。
Muson C1ポート面

メニューの項目選択などで使用するボタン。
電源オンの状態で下のボタンを押すと、wifiがオンになりスマホと接続することができます。
Muson C1 コントロールボタン

底の蓋を外すとバッテリーが取り外せます。
バッテリーは3.7Vのリチウムイオンバッテリーで容量は900mAh。
予備バッテリーも一つついています。
Muson C1 底部

防水ケース。購入時はデフォルトで装着されています。
MUSON C1 防水ケース

車のダッシュボードに装着するとこのようになります。
台座の裏面には両面テープがついています。
Muson C1 ダッシュボード装着時

雲台パーツも付いているので三脚につけたり自撮り棒に装着することも可能。
Muson C1 三脚装着

クリップ式のパーツはC1本体の裏面モニター部分に被せるように装着します。
Muson C1 クリップ装着

クリップ式のパーツを装着したところ。
ヨレヨレの服などに装着すると角度の調整が難しそうですが、薄い板状のものに挟んで固定するには便利そうです。
Muson C1クリップ装着時

自転車のハンドルに取り付けるとこんな感じに。
Muson C1を自転車に取り付け

この製品にはiPhone,andoroid用のアプリ「eZ iCam」というアプリがあります。
遠隔で撮影画面を確認できるほか、モードの切替などの操作も可能です。

Ez iCam

Ez iCam
無料
posted with アプリーチ

iPhoneで画面を確認しているところ。
Wifi接続

実際に使ってみた感想

まだまだ使いこんでるとは言えないので今後気になる部分も出てくるかもしれませんが、現時点ではかなりの好印象です。
画質は思っていたよりもいいのと、周辺の自然な音を拾ってくれます。

YouTUBEに試し撮りした動画をアップロードしてみたので確認してみてください。
バラバラに撮った動画をiMovieでくっつけ、地名をいれただけのもので画質や音声などはいじってません。
実際に撮影した時間帯がわかるよう、右下の時刻表示は残したまま撮影しました。

江ノ電の極楽寺駅 → 稲村ヶ崎 → 江ノ島と移動し、環境の異なる状態を撮りました。
手持ちで撮ったため、多少のブレはありますが簡易的なスタビライザーなどを使えばある程度抑えられそうな気がします。

極楽寺駅は日が落ちる前の明るい時間帯を撮影。
本当は江ノ電が来るのを待とうかと思ったのですが、待ちきれなくて稲村ヶ崎に移動してしまいました。

稲村ヶ崎はもう少しでサンセットという時間帯。
こちらは映画『シン・ゴジラ』でゴジラが鎌倉に上陸した夕日が綺麗なスポットです。波の音も自然に拾ってました。

暗くなってきた江ノ島では場所を変えて撮影。
猫の動きは思ったより少なかったです。路上駐車を取り締まるパトカーがいて、赤灯とスピーカーの音声がテストに良さそうなので撮ってみました。事件性はありません。その後、海の近くの街灯だけがある静かなエリアで、街灯から海の暗がりにスパンしています。

良かった点

  • なんといっても価格が安い
  • 画質が想像以上にいい
  • 付属品が多いので最初からいろんな用途で楽しめる
  • 予備バッテリーが最初からついている

こうだったらさらに良かったかも

  • 独立した簡易充電器が欲しい
  • 専用キャリングケースみたいなものもあるといいかも

気になるのはバッテリーの持ちですが、最初から予備バッテリーがついているのは嬉しいです。ただし、本体をUSBケーブルでつないで充電する仕様のため、撮影中に充電しておくということができないのが少し残念。また、専用充電器がなく、本体にいれまま充電するとなると、旅先などで充電したまま放っておくのがちょっと不安かもしれません。
ジーンズのポケットにでも入ってしまうほど軽量小型の製品のため、盗難リスクは高そうです。

一応気になった点も書きましたが、この価格帯でこれだけ遊べるなら充分というか、贅沢すぎるかもしれません。
まだ防水ケースの活用と、スケボーに乗って撮影してないのでそのあたりも試してみたいと思います。

本製品には内蔵メモリなどはないため、撮影にはTFカード(MicroSDカード)が必要です。もし持っていないようでしたら一緒に購入しておきましょう。僕は32GBで価格の手頃なこちらの製品を買いました。
目安として32GBだと「1080p 30fps」での撮影で240分の動画を撮影することが可能です。

とにかく付属品が多く、販売価格も6,380円と破格(2016/08/29時点)
初めてのアクションカメラにはもってこいなのではないでしょうか。

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