[書評] 戦略的ノマドライフを行う人気ブロガーが生まれた背景と取った戦略『ノマドワーカーという生き方』

2013年12月21日
2017年5月16日
gappacker
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ノマドワーカーという生き方

人気ブロガーによるライフスタイルを紹介した本

立花岳志さんという方をご存知でしょうか?
『No Second Life』という人気ブログを運営するブロガーさんです。
出たときからそのうち読みたいと思ってた本をようやく読むことができました。

立花さんがブログを始めるにあたって行ったこと

立花さんはブログを始める時にキチンと目標をさだめて開始したそうです。
それは下記のようなものです。

  • 生活におけるブログの優先順位を「最高」にセットする
  • 読者のためにも自分のためにもなる内容を追求する
  • 更新頻度を「非常に高い」に設定する
  • 1分野に絞らず、3〜4分野を扱う「総合ブログ」にする
  • 自前のサーバーで運営する

読者目線で多ジャンルな記事を、本職と同じくらいの意識で日に2,3記事書く cvx。
文章を書くスピードは人によって違うでしょうが、一日一記事の更新でも容易ではないことは、ブログをやった事がある人ならわかるのではないでしょうか。このことからも、いかに目的意識が高かったかが伝わってきますよね。

ブログの運営スタンス

ブログのために投入した時間にアクセス数は比例する
これはさらっと書いてあったのですが、費やした時間によって記事の質があがり、結果的にアクセスを生みやすいのは、僕も体感的に正しいと感じます。まぁ、時間をかけて書いても空振りすることもあって、そう言うときは少し萎えてしまうこともあるわけですが。。

で、立花さんは「独りよがりでは無意味で、自分を高めてくれた結果を、いかに簡単かつ有効な方法で読者の方達にシェアできるか。」ということと、「自分の失敗体験をいかにうまく分析して説明することによって読者の方が同じ失敗を経験せずに済むようにできるか。」ということを大事にしているそうです。
確かに、こういうスタンスで書かれた記事は、自分がつまづいた時に出会うと感謝の気持ちでいっぱいになります。

決して恵まれたスタートではなかった

僕は『No Second Life』の熱心な読者というよりは、最近この人の記事よく読んでるなって感じでいつの間にか存在を認識している感じでした。そして、どうやらDPubという飲み会を主催しているらしいということ。
なので、ランニングが好きな人だとは知っていても、なぜ走り出したのか?(太っていたらしい)ということも知らなかったですし、バブル崩壊の煽りで背負った母親の借金があったことなどは、これまで目にして来た記事からはまったく知らないことでした。

読んでみて

この本は情報を発信しているブロガーや、そういうことに興味がある人にとっては勇気の湧く本だと思います。
目標管理と実行に移すことができれば、普通の人でも(才能ではなく置かれた状況という意味で)有名ブロガーになり、本を出版することができたという実積としての本だからです。目標を実行に移すのが難しいとは知りつつも、この本を読んでモチベーション上がったブロガーは多そうな気がしますね。
まずは1日1記事を目標に頑張って行きたいと思いました。


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