四国ヒッチハイク日記1日目。まさかの神奈川を出られず。

2012年5月9日
2016年4月6日
gappacker
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GW。みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか?

Twitterでフォローしてくれてる皆さんはご存知のとおり、僕は四国まで行ってきました。
いや、うどん喰いたいっていうか。四国って一体どんなとこなのよ?みたいな感じです。
四国上陸したことなかったので行ってみたいと思ってたんですよ。

仕事を辞めたので1ヶ月くらいブラブラしても良かったんですが、退職金があるわけでもないし、自己都合退社ということで失業保険なんか期待できません。(まぁ、もともと期待してませんが。。)
で、次の予定もあるため1週間で切り上げました。
ヒッチハイクの場合、1週間でも結構、弾丸なんですよね。。

というわけで一日目の出来事を書いていきたいと思います。

スタートはいつもののように近所の由比ケ浜海岸。

体力勝負なところもあるので、朝はゆっくり起きて用意を始めます。
バックパック引っ張り出して寝袋一番下に突っ込んでいつもの荷造り開始。
今回はソロテントを持っていくかどうかを迷ったあげく止めておくことにした。
理由はなんとなく、重いから。(^^;

で、準備完了し出発っ〜!

と思ったら甥のために注文していたベビーカーが注文できてなく、再注文したりなんかしてたら既に12:30とか。
毎度のことながらスロースターター。
まぁ、何事も自分のペースでやったほうが巧くいきますわな。

結局ヒッチハイク開始は13時過ぎ。

最初に止まってくれたのは若い女の子二人組。

女子「どっから来たんですか?」
僕「いや、その辺です。(笑)」

最初のほうに必ずおきる会話です。
これが距離が進むにつれてどんどんリアクションが変わってくるんですよね。
江ノ島に行こうと思っていたらしく、短距離ですが江ノ島まで乗せてってもらうことに。

降ろしてもらい、しばらくすると今度は若いカップルが止まってくれた。
目的地が江ノ島ということであんまり遠くには行ってもらえない。
なので国道1号に出るための道路沿いまで乗せてってもらうことに。

で、次の車を探そうとしてたらこれがなかなか止まらない。
というか交通量が思ったよりも少ない。
昼間のいい時間帯なので海から離れる車は少ないんですね。
これが17時とかを過ぎれば多分増えるんでしょうがそこまで待ってる訳にも行かない。

さっさとルートを変更し、海岸線で西に向かう車を拾うことにした。
30分くらいするとカップルの車が止まってくれた。
彼のお仕事はなんと自衛官。

1ヶ月以上海の上にいて、昨日上陸したばかりだとか。

僕「何人乗りくらいの船なんですか?」
彼「機密で答えられません。」

僕「カレーの日とかあるんですよね?」
彼「金曜日がカレーの日です。」

僕「途中で釣りとかするんですか?」
彼「しません。(笑) 燃料が持つ分の食料は積んでるんですよ。」

僕「海の上での一番美味い物はなんですか?」
彼「マリネとかでますよ。昼は肉料理、夜は魚料理なんです。」

こんな感じで質問攻め。(笑)
あまり話したことのない職種の方と話せるのもヒッチハイクの大きな魅力です。

結局、小田原まで乗せて行ってもらいました。
1ヶ月ぶりのドライブデートにお邪魔させていただき、申し訳ない気持ちも少々あり。
ただ、俺の質問攻めに、彼女はこれまで知らなかった彼の船の上の話を聞いて驚いていました。

聞かれなきゃ話す必要がないと思ってることってありますよね。
僕、そういうの引き出すの大好きです。(笑)

1時間ほど乗せてもらいお別れ。

ヒッチハイク再開。
が、ここにきてなかなか拾えない。

だんだん日が暮れていく。
あれ、今回は全然進んでないな???

日付が変わる前には大阪くらいまで行けると思ってたんだけどな。
なんとかして止めようと思ってるけど、なかなか止まってくれない。

1時間くらい経って止まってくれた人は感じのいいお兄さん。
オンライン干物屋さんの専務をやってるとか。

東名大井松田の乗り場近くで降ろしてもらう。
すでにあたりは暗くなり始めてる。

この後が厳しかった。。

ヒッチハイクって暗くなると止まってもらいづらいんですね。
それもそのはず、見えにくいし、なんといっても怪しい。。(笑)

また東名の大井松田の乗り場付近は構造上、車を止めにくい。
しかもスピードを出してきているため、止まってもらえない。

途中で干物屋さんから聞いていたトラックの運転手がよく休むというラーメン屋に徒歩で戻ってみる。
だが皆さんカーテン閉めておやすみ中。
当然のことながら断念。
道沿いで立っていても交通量も少なめなうえ、すでに辺りは暗い。

さんざん移動して一番マシだと思える明るいファミレスの前に移動してしばらく立っていると、いつの間にか駐車場に入っていた軽ワゴンから話しかけられる。
「お兄さん、どこ行くの?」

ET-KINGの気のいいおっさんみたいなラッパーいるでしょ?
あんな感じの気は優しいけど力持ちみたいな感じの人。

僕「とりあえず東名乗りたくて、足柄SA行きたいんですよね。」

そう言うと
ET-KING似の彼 (以下ET兄) は黙って親指を立てた拳で自分の背中を指差す。
しかも、なんか笑顔。

僕「え、足柄SA行くんですか?」
ET兄「俺んちあっちのほうだから」

横には彼女らしき存在。

というわけで車に乗り込み、した道で足柄SAを目指す。
話をしてみると、自閉症などの子供達のいる児童介護施設で働いているらしい。
けられたり髪の毛引っ張られたり大変だけど、良い施設だし、楽しく働いているとのこと。
そして彼女のほうは老人介護のデイケアサービスの会社で働いているとか。

どちらも福祉介護系の仕事をしているそうで、しばしの質問攻めタイム。
ここでもお互いの仕事の知らなかった部分があったらしく、「そうなんだ?」みたいなこと言ってましたね。

さっきもそんな流れがあったので、ひょっとしてこれマネタイズのヒントがあるんじゃなかろうか。
とかいう考えが脳裏をよぎる。

「二人の会話のアクセントにGapPackerいかがっすかー?」
怪しい。どう考えても怪しい。(笑)

カウンセラーとか占い師とかこんな感じの延長な気もしなくない。。

そんなこんなで足柄SA下り方面の出入り口で降ろしてもらいお別れ。
「困った時はお互い様っすよー」
そういって笑顔で走り去っていった。
うん、いい人だ。

こういうのがあるから自分も旅人みかけると親切にするんですよね。
ペイフォワードって映画あったでしょ?
あれみたいな感覚。

足柄SAは結構設備が充実しているのでなんとか一安心。
夜通し移動を選択することもできたけど、初日ということもあり、無理せずネットカフェで寝ることにした。

ジェネレーションギャップを超えるためにワンピースを読みながら、就寝。
明日は絶対大阪にいくぞ。

本日の教訓
「東名の大井松田は乗りにくい。」

四国ヒッチハイク日記。2日目。大阪やねん。タクシーにタダで乗せてもらってん。に続く。

ヒッチハイクマニュアル

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