[映画] スウェーデン産リズミカルなシリアスコメディ?『サウンド・オブ・ノイズ』

2015年1月16日
2017年6月8日
gappacker
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サウンド・オブ・ノイズ

パッケージが気になったスウェーデン映画

メトロノームを突き出す覆面姿の集団というインパクトのあるパッケージ画像ですが、元々はカンヌで話題となった6人のドラマーのショートフィルムを長編化した映画だそうです。あえて無理矢理ジャンル化するとすれば、リズミカルなコミカルクライムアクションとでも言えるでしょうか。無視できない存在感を醸し出していたので観てみる事にしました。

あらすじ

音楽エリート一家に育ちながらも、音痴で音楽嫌いな警官アマデウスが、事件現場に残されたメトロノームをヒントに捜査に乗り出すと、街中のあらゆる場所で謎の6人組が、いろいろなものを楽器代わりに音楽テロを行っている。アマデウスはそんな音楽テロリスト集団を追いつめるのだが。。

予告編はこちら

映画を観た感想

いやー、なんとなく気になって観てみたんですが、なんなんでしょうねこの映画。
スウェーデンの映画自体に馴染みがないというのもあるのかもしれないけど、おかしな設定のなか、独特のテンポで淡々と進んで行くんですね。
ハリウッド的な匂いは全く感じないし、少しだけどこかヨーロッパ映画にありがちな哀愁というか間延びするような感覚もあったりする。

モップなど身の回りのものを使ってリズムを組み上げるSTOMPという僕の大好きなパフォーマンスがあり、その映像作品で『STOMP OUT LOUD』という映画があるのですが、ちょっとあの作品を彷彿させる部分はあります。
STOMPはあくまでパフォーマンスが主体ですが、本作品はそれにシュールな物語を組み込んだ感じでしょうか。

序盤で引き込まれ、これは期待できるかも?と期待したものの、中盤以降は間延びして失速していく。
もう少しエンターテイメント作品としていいものにできそうな感じの残る作品でした。
とはいえ、作品としてはユニークで、間違いなく記憶に残る映画ではありますね。

変わった作品を見るのが好きな人や、映画好きな人は見ておくと、話のタネにいいんじゃないでしょうか?

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