photo credit by isaiah v
レス・ポールとは誰か?
レス・ポールって知っていますか?
エレキギターに興味を持っていたり、少しでも調べてみたことがある人なら必ず知っている名前ですよね。
僕もギブソンではないですが、レス・ポールモデルのエレキ持ってました。
でも、ギターとしてのレス・ポールは知っていたものの、レス・ポールという人がどのような人物だったかということはあまり知らなかったんですね。
知っていたのはどうやらJazzミュージシャンだったらしいってことだけ。
で、観てみたのがこの作品『レス・ポールの伝説』
予告編
映画を観た感想
これは、ヤバい。
レス・ポールという人物がいかにスゴかったかがわかる映画で、音楽好きなら必見と言って過言ではないです。
ただ人気があってレス・ポールモデルというギターが販売されただけのミュージシャンではなかったことが、映画を見るとよくわかります。
若くして頭角をあらわし、90過ぎても現役
13歳でカントリーミュージックのセミプロとして演奏することでお金を稼ぎはじめてから、各地を演奏して訪れたり、Jazzミュージシャンとしても数々のレジェンド達と共演したり、大ヒットを連発していた時代があったり、90歳を過ぎてもニューヨークのライブハウスで演奏するなど、生涯現役のミュージシャンとして活躍していたレス・ポール氏。
映画の中でも数々のミュージシャンが彼と共演し、彼への想いを語っているシーンがあったりしますが、その偉大さが彼らの話からも強く伝わってきます。
発明家としてエレキギターを自らつくり、ギブソンに売り込む
子どもの頃からモノの仕組みに興味が強かったレス・ポール氏は自らエレキギターを作り出し、ギブソンに売り込む。最初は難色を示していたギブソンも、フェンダーの成功を見てエレキギターの開発に乗り出したのだとか。今のように人気ミュージシャンのためのモデルが作られるというよりも、エレキギターそのものを作ろうとしていた人なんですね。
レコードのカッティングマシーンを自作したり、多重録音を発明
さらに彼は、生演奏が主流であり、レコーディングもシンプルなものだった時代に、録音した音にさらに音を重ねていく多重録音を生み出し、自らレコードのカッティングマシーンでレコードを製作するなど、音響技師、そして発明家としての一面もあったのです。
もし彼がいなければ、多重録音が普及していなかったかもしれないし、今のDTMとかももって遅れていたか、違う未来を歩んでいたかもしれませんね。
ミュージシャンとしても大ヒットを連発
活躍していた時代がメディアなどが発達する少し前なだけに、現代ではわかりにくいものの、多くのミュージシャンたちが興奮しながら当時のことを語っていたり、するのを見ると、如何にミュージシャンとして後世に影響を与えたのかがよくわかります。
とにかく観て欲しい作品です。
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