abrAsasの『薄い財布ブッテーロレザー』をレビュー

2014年9月25日
2017年5月16日
gappacker
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財布を新調しようと思った

以前から使っていた財布がかなりヘタっており、そろそろ財布変えなきゃなーって数ヶ月前から思っていました。

20歳くらいの時からよくあるベーシックな二つ折り財布を使用し続けていて、最初はポール・スミス、品質が大差ないと思って無印のものに変えてから、最近まで使ってたのは無印の黒のカーフレザーのものでした。(ちなみに旅に出るときは違う財布です。)

こちらが先日まで使用していた財布。
かなりヘタってます。
無印の二つ折り財布

無印の二つ折り財布の中面

無印の革の製品は品質がよく、特に不満はなかったのですが、どうも二つ折り財布だと分厚くなりがちで、ポケットがパンパンになってしまいます。
この際、作りの違う財布にしようと情報収集し始めました。

長財布も検討したのですが、僕はカジュアルな格好のほうが多いので、ジャケットを着る機会も多くないし、バッグから毎回財布を出すのも、日常生活の中で無駄な動きが多く、あまりスマートではない。

で、財布を検討していたところ、ある人から教えてもらい気になったのがこれ。
薄い財布 abrAsus
直球な名前の、薄さを売りにしている財布ですね。

上質な皮を使用したブッテーロレザーエディションというものもあります。

ちなみに最後まで候補として残っていたのはこちらの商品。
薄さやテイストが少し似ているものの、小銭入れがない。
アメリカ在住だったらこっちでも良かったかもしれないけど、日本では小銭は重要ですからね。

で、薄い財布のブッテーロレザーが一番良さそうという結論に至りました。

商品が届いた!

シンプルな黒い箱。
箱自体のサイズがすでに小さい。
薄い財布 開封

わくわく。
薄い財布 開封

キター。
薄い財布ブッテーロレザー

丁寧な縫製で、しっかり作られています。
皮が重ならないように、さらにカードをスライドしやすくするために、裁断もかなり考えられているのがわかります。
薄い財布ブッテーロレザー中面

小銭入れのポケット部分。
この部分の使い勝手がどうなのかなーとちょっと気になっている部分。
構造上、上下の向きを間違えて開けると小銭が全て落下します。
薄い財布の小銭入れ部分

Abrasusのロゴが型押しされています。
ちなみにAbrasusというのはラテン語で「削ぎ落とす」という意味があるそうです。
潤滑油としての「油をさす」とのダブルミーニングなわけですね。
薄い財布に刻印されているロゴ

小銭入れのスナップボタンで留められた部分に、お札入れの折り返された部分を差し込むようになっています。
正しい方向に軽く力を入れるとすんなり開くのに、財布を落としたりした衝撃では財布が広がることがありません。
かなり計算されて作られているのがよくわかります。
薄い財布 ブッテーロレザー

小銭を入れてみたところです。
この小銭入れには500円1枚、100円4枚、50円1枚、10円4枚、5円1枚、1円4枚で合計999円の15枚がMAXで入ればいいという思想のもとに設計されているそうです。

薄い財布 小銭入れ部分

今まで深い小銭入れに慣れていた自分にとって、この浅い小銭入れ部分は使い辛いんじゃないかと思ってたんですが、実際に使ってみると真逆でした。
まず釣り銭などを入れる時に整理していれることで、会計時に小銭入れを開けた瞬間、持っている小銭の量やおおよその額を認識できます。しかも小銭が取り出しやすい。実際にレジの前で、(うぉ、すげぇ。)って感じましたね。

お札とカードも入れてみました。
ちょうど5千円しかなかったのですが、中身は見られちゃいますね。
まぁ、この財布に札束入れようとする人は、どうかしてるとしか思えませんが、もう少しお札は入れておきたいところです。w
薄い財布の中身

カードは最大5枚までなので、免許証と薄い保険書で1枚分、それにクレジットカード1枚と、キャッシュカード1枚、クレジット機能付きのキャッシュカード1枚の計5枚構成(実質4枚分の厚み)に絞りました。

1ヶ月に2,3回しか使わないようなカード類は全て家に置いておき、必要なときだけ、持って出かける感じですね。

ちなみにカードは楽天での買い物が常にポイント2倍になる楽天カード1枚にしました。
以前は航空会社のマイレージ貯めたりしてたんですが、アライアンスとか期限を気にしなければならないのと、規約が変わったりするのを追っかけるのが面倒なってしまいました。楽天カードにしとけばポイント切れになることもないので、めんどくさがりな僕は、結果的に楽天カードで落ち着いたわけです。

で、カード4枚分とお札と小銭を入れた状態で横から見てみるとこんな感じです。
薄い財布を横から
薄い!!

以前、使っていた財布の3分の1、いやもしかしたら4分の1くらいの厚みになってる。。

ちなみにお札をとめるフラップのような部分の裏側には隠しポケットがあります。
中にカギを入れることを想定しているようですが、いまのところ僕は使ってません。

薄い財布の隠しポケット

実際に使ってみた感想

もうメンズ財布の決定版と言っていいんじゃないでしょうか。それくらい惚れ込んでます。
薄い財布 abrAsusは哲学と思想を持って作られた二つ折り財布です。薄さを実現するため、革の使用を最小限に絞ってありますし、カードは5枚しか入らず、コインも枚数に限度があるなど、収納できるスペースが極限まで削られています。だからこそ、この財布を使い始めると、おのずと自分のライフスタイルと向き合うことになります。
ちょっと大袈裟に感じるかもしれませんが、使ってみると、きっとそう感じることでしょう。

この財布はデザインもよく、使い勝手もいいため、誰にでもオススメできる製品ですが、特にスーツを着ることが多いが、財布をバッグにいれるのには抵抗があり、長財布は使いづらいし、財布はお尻に入れたいって人には強くオススメしたいです。僕も一時期、毎日スーツを来ていたのですが、お尻が財布によって膨れているのがいつも気になっていました。その時に薄い財布を知っていれば、絶対にこの商品を使用していたと思います。もちろんブッテーロレザーエディションですけどね。

またしばらく使ってみてから、革の経年変化や気付いた点などもあわせてまとめてレビューしたいと思います。

abrAsusができるまで

革の経年変化も含め追加記事を書きましたのでそちらも参考にしてみてください。

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